錺(かざり)职人のもとに奉公していた幸助(片冈千之助)は、ようやく8年の年季が明けることになった。幸助は幼驯染のお蝶(北 香那)という娘に想いを寄せていた。5年前、幸助とお蝶は年季が明けるその日、刻は暮六ツに、万年桥で会う约束をしていた。互いに想いながらもこの5年の间、幸助は人には言えない秘密を抱えていた。また、お蝶の身にも幸助には话せない辛い思いがあった。桥が见渡せる川辺からそっとお蝶を探す幸助。懐にはお蝶の为に作った簪(かんざし)が入っている。果たして二人は万年桥で再会することができるのか……。